アストンマーティン V8ヴァンテージ ウィンカー故障修理(ホウコウシジ バルブ コショウ)、オイル交換、メンテナンスインターバルリセット

 アストンマーティン V8 Vantageのフロント右ウィンカーが点灯しない故障の修理を行いました。メーターには、「ミギ ホウコウシジバルブコショウ」のメッセージが出ています。

 V8 VantageのフロントウィンカーはLEDであり、電球のように簡単に交換することができません。ウィンカーはヘッドライトユニットの中に入っていますが、単体でウィンカーを交換することが出来ない作りになっており、正式な修理手順はヘッドライトユニットごと交換です。そして恐ろしいことに、このヘッドライトユニットは約40万円もします。
 当店では、アストンマーティンの灯火類(ウィンカー、テールランプ、ポジションランプ等)が点灯しなくなった場合に、ユニット交換ではなく修理による対応を行っています。今回のウィンカー修理ですと、ユニット交換に比べて1/5以下の価格で修理が可能です。

 作業の話に戻ります。まずLEDの故障なのか、車両側の電源の問題かを切り分けるために、ウィンカーの電源が来ているかを確認します。この確認のためにはヘッドライトユニットを取り外す必要があります。

 電源を確認したところ、ヘッドライトユニットまでは電圧が来ており、ヘッドライトユニット側の故障と言うことが分かります。

 ヘッドライトユニット内のLEDウィンカー故障ですので、先述した修理により対応いたしました。修理後は警告メッセージも消え、無事にウィンカーが光るようになりました。

 次にオイル交換を行いました。V8 Vantageはドライサンプである関係で、オイルを排出するドレンが4か所もあります。

 これら全てにガスケットがありますので、いずれも交換します。また、オイルフィルターも交換します。

 V8 ヴァンテージのエンジンオイルは10W-60と言う大変珍しい粘度です。当店ではV8 Vantage用にはMOTULのオイルを使用しています。お客様の方でオイル銘柄に指定がある場合にはそちらを使用することも可能ですので、ご遠慮なくご相談下さい。

 今回、作業内容のご紹介は割愛しますが車検整備も実施しましたのでメンテナンスインターバルリセット(テイキ テンケンノジキの表示のリセット)も行いました。

 当店では、車検や12か月点検における整備の際には法定点検項目だけでなく、診断機による各パラメータの点検、およびアストンマーティンのウィークポイントも重点的に点検します。アストンマーティンの車検、点検整備は是非当店にお任せ下さい。この度は誠にありがとうございました。

株式会社東京オートラボ
〒206-0025 東京都多摩市永山6-1-18 K・Yビル101
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