アストンマーティン V8ヴァンテージ ローダウンおよびフロントリフター装着

 アストンマーティン V8 Vantageのカスタムのご依頼を頂きました。写真の通りいわゆる痛車です。「アストンマーチャン」(アストンマーチン好きが馬主の馬)と言うウマ娘のキャラクターの痛車なのですが、それをアストンマーティンで作ってしまったと言う漢のマシンです。デザインも、アストンマーティンレーシングをモチーフとしていて、とてもセンスが良く私は大好きです。

 今回オーナー様からのご相談は、サスペンション(車高調)を交換してローダウンしたい、一方で駐車場の傾斜の関係で単純にローダウンすると車体を擦ってしまうため、リフターも装着して車高を簡単に変更できるようにしたい、と言うことでした。オーナー様からのご指定で、車高調はコストパフォーマンスの良いBCレーシング、エアリフターはナガホリレーシングのSTANCEPARTS タンクレスエアカップリフトシステムを組み合わせることとなりました。こちらのエアリフターはエアタンクなしのタイプで、車高を上げたい時にエアポンプを作動させるタイプです。アストンマーティン用のリフターは非常に高価な場合が多いですが、こちらのシステムはリフターとしては非常に安価に仕上げることが可能です。
 出荷状態のBCレーシングの車高調およびリフターが下の写真です。

 サスペンションを分解し、エアリフターを組み込みます。

 サスペンションを車体に装着した後はエア系統を取り付けて行きます。エアポンプはトランクに設置しますので、トランクからフロントサスペンションまでエア配管を引き回します。また、作動スイッチは運転席で操作できるよう、車内に電気配線を引き込みます。
 エア配管は、熱を避ける、振動を避ける、社外の飛来物を避ける、将来的に漏れ等が発生しても交換しやすい、なるべくボディの加工をしないこと等を考慮して取り廻して行きます。この辺はアストンマーティンを普段から見ていなければ難しいかなと思います。

 なかなか大変な作業でしたが、無事に装着ができました。スイッチひとつで、ものの数秒でフロント車高が上げ下げできるので大変便利になりました。上昇および下降を映した動画が以下です。

 お客様は当初の目的を無事に達成できたとのことで、お喜びの声を頂きました。車体を擦って困っている方、ローダウンしたいけれど環境的に厳しい方にはとても有用で実用的なカスタムだと思います。アストンマーティンにフロントリフターを装着したい方は是非ご相談下さい。この度はご依頼頂き誠にありがとうございました。

株式会社東京オートラボ
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