AUDI Q7のブレーキパッド交換およびオイル交換を実施させて頂きました。ブレーキ鳴きが大きいこととホイールのダスト汚れがひどいとのことで、ブレーキ鳴き止め処置を行うと共に低ダストパッドを使用させて頂きました。まず車両をリフトアップしますが、Q7はエアサスを装備しているためタイヤ交換モードに入れる必要があります。これをせずにジャッキアップを行うとエアサスポンプが作動してしまい、最悪の場合はエアサスシステムを破損させてしまいます。
Q7のリアブレーキは電動パーキングブレーキですので、こちらは診断機を使用してブレーキ交換モードに入れる必要があります。これを行わなければブレーキピストンを戻すことができません。
ブレーキパッドを組み付ける前に、ブレーキ鳴きを防止するためにパッドの面取りおよびパッド面への鳴き止め剤を塗布します。当店ではこれらの鳴き止め処置は、ブレーキパッド交換時には基本サービスとして実施しています。
これらによりブレーキ鳴きを消すことができました。ホイールのダスト汚れも大幅に低減することが可能です。
続いてオイル交換を行います。Q7は写真の通り大きなアンダーカバーがついていますので、まずはこれを外す必要があります。
アンダーカバーを外した後、オイルを排出し、オイルフィルターも交換します。
オイルは輸入車としては低粘度な0W-30です。近年は低燃費化技術が進み、国産車では0W-10やそれ以下の低粘度オイルが使用されるようになっていますが、欧州車もその流れが進んでいます。当店では多くの車種に対応可能なオイル種類を取り揃えていますので、新しい車から古い車までお任せ下さい。この度はご用命誠にありがとうございました。
株式会社東京オートラボ
〒206-0025 東京都多摩市永山6-1-18 K・Yビル101
Tel:042-316-9610