マツダ（当時はオートザムブランド） AZ-1の車検整備をご紹介します。２シーター、ガルウィング、ミッドシップエンジン搭載で、それだけ聞けばスーパーカーのような軽自動車です。車格もとても小さく、下の写真の通り小さすぎてリフトに乗るのがギリギリと言うカワイイ車です。
エンジンオイルおよびオイルフィルターを交換します。オイルフィルターはBOSCHが付いていましたが、今回はPITWORKを使用しました。
続いて、ブレーキパッドおよびブレーキフルードを交換します。ブレーキパッドはかなり消耗しており使用限度ギリギリでした。ブレーキフルードは圧送交換を行います。ブレーキフルードの圧送交換では輸入車と国産車で必要な器材が異なるのですが、当店では両方の器材を所有していますので、ほぼあらゆる車種に対応が可能です。
続いてエアクリーナーエレメントを交換します。相当汚れて目詰まりしていますので、かなり空気の吸入効率が下がっているはずです。AZ-1は30年前の車ですが、この辺のパーツがまだ普通に入手できるのは助かります。
LLC（冷却水）も交換します。この時代のLLCは、現代の車に使われる長寿命のスーパーLLCではなく通常のLLCですので、車検ごとの交換をおすすめします。特に古い車両は錆が問題となるので、防錆能力維持のためにも定期的な交換を行った方が良いです。
その他、これからの２年間も安心して乗れるよう、各部調整やグリスアップ等を行いました。また、錆の発生個所には錆転換剤塗布を行うなど、この年代の車両は寿命を延ばすことを意識した整備を行います。
今回、たまたま同年代のマツダ車（RX-7 FD3S）がピットに入っていました。この頃のスポーツカーはユニークで楽しいですね。
当店では、お車１台１台に合った整備をご提案します。古い車やカスタムカーなども是非ご相談下さい。また、国産スポーツカーの整備も得意としていますので、皆様のご入庫をお待ちしております。
株式会社東京オートラボ
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