BMW 640i グランクーペ エアコンからの白煙および異臭修理

 BMW 640i グランクーペ(F06)の修理でご入庫頂きました。エンジン始動後10分程度経ったところでエアコン吹き出し口から異臭と共に白煙が吹き出し、車内が霧がかったようになってしまうとのことでした。
 ご入庫後、一晩置いた後にロードテストを行ったところ、お客様からの情報通り10分程度走ったところでエアコン吹き出し口から白煙が出てきて車内が白くなってしまいました。臭いからしてエンジンオイルがエンジンの熱で焼けている臭いです。このため、エンジンルームでオイルが漏れ、エンジンや排気管に触れて焼けて白煙が発生し、エンジンルーム付近の空気取り入れ口から車内に入っていることが推測できます。従ってエンジンからオイルの漏れている箇所を探します。
 エンジン周辺を点検したところ、エンジン側面に多くのオイル付着があり、排気管にもオイルが触れてしまっていました。漏れ跡を辿っていくと、エンジンのヘッドカバー(タペットカバー)からの漏れが確認できました。

 ヘッドカバーからのオイル漏れはBMWでは定番です。ゴムでできたヘッドカバーガスケット(パッキン)が硬化して密閉が弱ることが漏れの原因ですので、ヘッドカバーガスケットを交換します。そのためにエンジン上部にあるハーネスや配管類を取り外してヘッドカバーを取り外します。

 ヘッドカバーを取り外すと、やはりパッキンから漏れていたことが確認できました。

 ガスケット接触面をよく清掃し、ガスケットを新品に交換します。また、一部のボルトは再利用不可ですのでそちらも交換します。

劣化したヘッドカバーガスケット

 ヘッドカバーガスケット交換後、オイルの漏れは収まり白煙の発生は無くなりました。白煙発生の原因は様々ありますが、甘いにおいなら冷却水、焼けたような臭いならオイルが漏れてエンジンや排気管に触れて発生しています。白煙を伴わない異臭の場合はゴムが焼けたような臭いならクラッチやブレーキ等です。原因によってはそのまま走行すると危険なこともありますので、早急に点検・修理に出す必要があります。この度は修理のご依頼、誠にありがとうございました。

株式会社東京オートラボ
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