ベンツ Eクラス 冷却水減少修理(サーモスタット交換)

 メルセデスベンツ E250(W212)で、「冷却水を点検してください」の表示が出るとのことで入庫頂きました。メーターに次の写真の警告が出ています。

冷却水警告

 冷却水(クーラント、LLC)タンクを確認すると、確かに冷却水が減少しています。また、エンジンルームから冷却水の漏れている臭いがしています。

冷却水減少

 漏れ箇所を確認したところ、サーモスタットから冷却水が漏れています。サーモスタットのハウジング(ガワ)は樹脂(プラスチック)製なのですが、これが劣化して亀裂が入っておりそこから漏れが発生しています。輸入車ではサーモスタットが樹脂であるため劣化が起きて冷却水が漏れるパターンは非常に多いです。しかも多くの場合、センサーが内蔵されていたりして高額です。

サーモスタット(写真中央)からの水漏れ

 純正のサーモスタットはかなり高額なのですが、幸い社外品が販売されていますので、数万円単位で部品代を抑えることができます。お客様にご提案し、社外品を入手して交換しました。

新旧サーモスタット

 交換後は真空引きにより冷却水を充填します。その後、水漏れが解消していること、適正な温度でサーモスタットが正しく動作することを確認しました。

サーモスタットの動作確認

 輸入車では国産車に比べて部品代が高額なことが多いですが、当店では品質の良い社外品やリビルト品の設定がある場合は積極的にご提案しています。多くの場合、部品代を半分かそれ以下に抑えることが可能です。
 冷却水がなくなってしまうとエンジンがオーバーヒートし、エンジンが壊れてしまいます。冷却水の警告が出た場合はなるべく早く点検する必要があります。さらに冷却水の減少が進みオーバーヒートの警告が出た場合は速やかにエンジンを止める必要があります。この度はご用命誠にありがとうございました。

株式会社東京オートラボ
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