日産 R35 GT-Rでエアコンの効きが弱いとのことでメンテナンスを行いました。冷風は出てはいるのですが、猛暑の日では効きが足りないと言う感じです。吹き出し口の空気温度を計測すると13℃と、やや冷えが悪い状態です。

各部の点検では機械的な問題はなく、エアコンガスサイクルメンテナンスを行うこととなりました。具体的には、エアコンガスの回収、クリーニング、圧力増加テスト、真空引き、真空保持テスト、エアコンガス充填を行います。

また、今回エアコンガス添加剤(WAKO’S パワーエアコンプラス)も添加しました。こちらはコンプレッサーのフリクションロスを低減することで、コンプレッサーの寿命およびエアコン能力を向上させるものです。

これらを実施した結果、エアコン吹き出し口の温度は4℃台まで下がり、新車同然の冷え方をするようになりました。

冷房が効かない場合、コンプレッサーやエバポレーター等の主要な構成部品が故障している場合は修理費が高額になりますが、今回のようにガスだけの問題の場合は比較的安価に済みます。
また、エアコンガスは異常がなくても少しずつはガスが減っていくのと、水蒸気やコンタミの混入により構成部品への悪影響も出ますので、定期的に(できれば車検ごと、少なくとも5年に一度)エアコンガスのメンテナンスを行うことをおすすめします。この度はご利用誠にありがとうございました。
当店では多数のR35 GT-Rの整備の実績があります。多くのオーナー様からご好評を頂いていますので、是非愛車の整備をお任せ下さい。
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