ポルシェ 718ボクスターの車検でご入庫頂きました。まずはロードテストを行い、走行時における異常や違和感等がないかを確認します。その後工場に入れて点検・整備を進めます。
まずエアクリーナーエレメントを点検します。ボクスターのエンジンはミッドシップ配置であるため、エアクリーナーは座席とトランクの間にあり、点検するために幌を半開きにしてエンジンカバーを開く必要があります。
エアクリーナーエレメントを確認したところ、清掃では取り切れないレベルで汚れていましたのでお客様と相談し新品交換することとしました。
続いてオイルおよびオイルフィルターの交換を行いました。718ボクスターはリアタイヤの奥と言うとても特殊な位置にオイルフィルターがあります。また、フィルター取り外し時にオイルがこぼれないようファンネルが装備されていますので、そこに溜まるオイルを抜くためのホースを接続します。
オイル交換時、エンジンフラッシングを行いました。これによりエンジンオイルラインに蓄積されたカーボンやスラッジ等を洗い流します。また、オイルには添加剤としてWAKO’Sのスーパーフォアビークルシナジー(S-FV)を添加しました。S-FVを入れることでエンジンのフリクションロスが低減されます。これにより滑らかなエンジンフィーリングが得られることに加え、エンジンの寿命向上、燃費向上と言った効果が得られます。
引き続いて車検整備としてブレーキフルード、フィルター類の清掃または交換、各部の調整やグリスアップを進めて行きます。当店ではブレーキフルードの交換は圧送機による圧送交換を行います。圧送交換を行うことで確実なエア抜きが可能で、お客様よりブレーキタッチが良くなったとのお声をよく頂きます。
当店では車検整備および12か月点検整備時には、ホイールの裏側洗浄および塗装キャリパーの清掃を基本サービスに含んでいます。タイヤを外した時にしか清掃できませんので、この機会にキレイに清掃します。
また、今回ホイールコーティングもご依頼頂きました。当店では12か月点検および車検時には基本サービスとしてホイールの裏面清掃をしていますが、追加でホイールコーティングを行うことで艶が増し、また汚れがつきにくくなります。
当店ではポルシェの整備実績が多数ございます(911、ボクスター、ケイマン、カイエン、マカン、パナメーラ、928等)。多くのポルシェオーナー様からご好評を頂いていますので、安心してお任せ下さい。この度はご利用頂き誠にありがとうございました。
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