LEXUS IS350 チャージランプ点灯、エンジン始動不能修理・オルタネーター交換

 LEXUS ISのチャージランプ(バッテリーのマーク)の警告灯が点灯し、その後エンジンが始動できなくなったとのことでご入庫頂きました。走行中にチャージランプが点灯し、そのまま走っていましたが、その後エンジン停止後に再度エンジンを始動しようとするもセルが回らず、エンジンが始動できなくなりレッカー搬入となりました。

 チャージランプは、必要なエンジン発電量が確保されていない場合に点灯します。また、エンジンが始動できないと言うことは、バッテリーの容量が減ってしまっていることが推測されます。従いまして、オルタネータ(発電機)の故障により、チャージランプの点灯およびバッテリー上がりが生じたことが疑われます。そこで、外部電源によりエンジンを始動させ、最低負荷におけるオルタネータの発電電圧を計測しました。結果、正常なオルタネータでは13~14Vのところ、11.4Vしか電圧が出ていませんでした。11.4Vでは必要な電力を供給できず、走行しているだけでバッテリーはどんどん減っていきます。

 これでオルタネータ本体が故障していると確定しましたのでオルタネータを交換します。オルタネータの純正新品は非常に高価なのですが、ほとんどの車種でリビルト品が入手可能です。信頼できるリビルト業者のリビルト品は、機能・性能的に純正新品に劣らないのですが、価格は半額かそれ以下で手に入りますので、お客様にリビルト品による交換をご提案させて頂きました。

 オルタネータ交換時には補器ベルトを外す必要があるため、補器ベルトが劣化している場合は同時交換をおすすめしますが、今回はまだ再利用可能と判断しました。ISのオルタネータはエンジンルームの奥にあり、見えない場所にボルトがあるなど交換には少し手間がかかります。

 オルタネータを交換した結果、無事正常な発電量となり、チャージランプも点灯しなくなり修理完了となりました。この度はご入庫誠にありがとうございました。

 当店では輸入車のみならず、国産車も多くのご入庫を頂いています。また、軽自動車からGT-RやLEXUSなど車種を問わず整備を行っております。是非ご利用下さい。

株式会社東京オートラボ
〒206-0025 東京都多摩市永山6-1-18 K・Yビル101
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