走行中にバッテリー警告(チャージランプ)が点灯し、しばらくすると大量のエラー表示が出て、その後走行不能となったとのことで、レッカーでのご入庫を頂きました。このバッテリーマークの警告は、発電量が足りていないかバッテリー系統に異常がある場合に点灯します。
バッテリーは上がってしまっており、発電ができていない症状が考えられます。エンジンスターターでエンジンを始動し、オルタネーター(発電機)が機能しているかを確認します。結果、エンジンを始動してオルタネーター端子で電圧を計測したところ、発電ができていませんでした。
従いまして、オルタネーターの交換が必要です。オルタネーターは多くの車種でリビルト品や社外品の設定があります。信頼できるメーカーからリビルトまたは社外品が出ている場合、当店では積極的に使用するようにしています。この車種もリビルト品の設定があり、純正品のオルタネーターは17万円以上するのですが、リビルト品ですと6万円代で10万円もの差が出ますので、そちらを使用します。
オルタネーターは奥まった箇所にあり、交換するためには、インタークーラーパイプなどかなり色々な部品を取り外す必要があります。
無事、故障したオルタネーターを取り外しました。新しいオルタネーターを取り付けて機能を確認します。
結果、14Vの発電ができており、また警告も点灯しなくなりました。診断機でのエラー消去およびロードテストによる確認を行い修理完了です。
当店では修理代を抑える方法がある場合は積極的にご提案しています。お困りのことがありましたら、是非ご相談下さい。この度はご利用誠にありがとうございました。
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