ジープ ラングラー（JL型）の車検整備でご入庫頂きました。まずはロードテストを行い走行状態での問題や違和感がないかを確認します。次に工場での点検および整備を行います。点検を進めて行ったところ、ブレーキフルードがかなり劣化していました。色は真っ茶色になっており、フルードテスターで調べると劣化度が最高値（水分含有量４％以上）になっています。
元々ブレーキフルードは車検毎の交換をお勧めしていますが、今回は交換が必須です。当店では圧送式のブレーキフルード交換器を使用していますので、確実に全量を交換することが可能です。こちらの車両は初めての入庫だったため過去の整備歴が分かりませんので、２年間でここまで劣化したのかどうか、次回入庫時に劣化度合を確認する必要があります。
エンジンオイルおよびフィルターも交換します。また、オイル添加剤（WAKO’S スーパーフォアビークルシナジー）を添加しました。こちらはエンジンフリクションを低減することで、エンジン寿命の向上や滑らかなエンジンフィールが得られます。
ヘッドライト光軸にズレがあり、このままでは保安基準に適合しませんので調整しました。
その他、各部の点検、コンピューター診断、調整、グリスアップ等を行い車検を更新しました。
この度はご依頼誠にありがとうございました。ブレーキフルードの劣化が短期間で起きているようなら対策が必要となりますので、引き続き当店でメンテナンスをさせて頂ければと思います。当店では流れ作業で車検を通すのではなく、お客様一人一人のカーライフをサポートすることに主眼を置いています。是非当店に大切な愛車をお任せ下さい。
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