ベントレーベンテイガのブレーキパッドおよびエンジンオイル交換でご入庫頂きました。6LのW12気筒と言う凄いエンジンを積んだSUVです。
こちらはエアサス搭載ですので、リフトで持ち上げる前にジャッキアップモードに入れる必要があります。以前のブログにも書きましたが、これをやらないとエアサスが損傷する恐れがあります。
オイル交換と同時にオイルフィルターも交換しますが、この車種のオイルフィルターは通常のオイルフィルター交換用の工具では外せず、特殊な工具が必要です。Oリングやドレンワッシャー等の消耗品も交換します。オイル交換後は診断機を用いて、交換時期メッセージ(メンテナンスインターバル)のリセットを行います。
続いてブレーキパッドを交換しました。こちらもこの車種以外ではほとんど使わないような大きなトルクス(T60)が必要となります。また、こちらの車両のパーキングブレーキは電動式ですので、診断機を用いてパッド交換モードにします。
ブレーキ鳴きを防止するため、パッドの面取り、パッド面塗布タイプの鳴き止め剤、キャリパー接触部分へのパッドグリス塗布を行い交換します。
当店では、ブレーキパッド交換または車検整備においては、塗装キャリパーの場合はサービスでキャリパー清掃を実施しています。輸入車はブレーキダストが多く出がちですので、清掃することでかなり見た目の印象が変わります。
作業を終え、ブレーキの効きを確かめることと、初期のあたりを付けるためロードテストを行いました。当店では、ベントレーなどの大型輸入車にも対応可能な工具や機材を取り揃えています。他店で作業が出来ないと言われた車両でも是非ご相談下さい。この度はご入庫誠にありがとうございました。
株式会社東京オートラボ
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