アストンマーティン Vanquish 車検整備、ミッションオイル交換(ATF交換)、エンジンオイル交換、エアコンガスクリーニング、エアクリーナー交換、エアコンフィルター交換

 アストンマーティン ヴァンキッシュの車検整備をご依頼頂きました。ヴァンキッシュは、現在のDBSの前のモデルに当たるアストンマーティンのフラッグシップです。まず、ロードテストによって車両の状態を確認します。数値には現れない異常や違和感を含めて注意深く確認を行います。ロードテストを行った後、工場に入れて点検および整備を行います。
 まずはエンジンオイルの交換を行います。また、エンジンオイル交換と同時にエンジンフラッシングも実施しました。オイルフィルターは純正品を使用します。また、ドレンボルトはガスケット一体となっているのでこちらも純正新品に交換します。

 アストンマーティンのV12エンジン搭載車はオイルフィルターを外すにもノウハウが必要で、うまくやらないとフィルター周辺がオイルまみれになります。当店にご入庫頂く車両の中にも、そのようになってしまっている車両が散見されます。また、オイル交換と同時にオイル添加剤(WAKO’S スーパーフォアビークル)を添加しました。こちらの添加剤はエンジンのフリクションロスを低減し、エンジン寿命の向上のみならず滑らかなエンジンフィーリングが得られ、大変好評を頂いています。

 続いて、エアクリーナーを点検したところ汚れてしまって交換が必要な状態でした。アストンマーティンのV12エンジンはオイルの吹き返しで汚れやすく、定期的な点検が必要です。こちらの車両もエアクリーナーの内側にオイルが溜まっていました。次の写真のように、ゴミとオイルで真っ黒になります。

 次に、ミッションの変速ショックが少し気になるレベルでしたので、ミッションオイル(ATF)を交換させて頂きました。ミッションオイル交換時には、オイルフィルターがオイルパンと一体となっていますので、オイルパンの同時交換を行います。また、オイルパンの中の清掃も行います。

 続いて、エアコンガスサイクルメンテナンスを実施しました。カーエアコンはガスの減少や汚れにより徐々に効きが弱まって行きますので、ガスをクリーニングすると共に減少したガスを補充します。こちらの車両は前回エアコンガスクリーニングから数年経過しており、エアコンの効きが若干弱まっていました。

 ガスは30%ほど減少しており、サイクルメンテナンスの実施によりエアコンの効きが回復しました。その他、ワイパー、エアコンフィルター、ブレーキフルード等の消耗品の交換を行いました。

 当店では圧送式のブレーキフルード交換器を使用していますので、確実なエア抜きと余すことないフルード交換が可能です。整備後にブレーキのタッチが良くなったとの声を多数頂いていますので是非お試し下さい。

 その他、各部の調整、給油などを進めて行きます。また、ガソリンラインを洗浄するガソリン添加剤の注入、診断機によるコピューター診断、メンテナンスインターバル(サービスインターバル)のリセット(テイキテンケンノジキ 表示のリセット)などを実施しました。

 当店では、アストンマーティンの車検や12か月点検整備の際には法定点検項目だけでなく、診断機による各パラメータの点検、およびアストンマーティンのウィークポイントも重点的に点検します。大切な愛車に、良いコンディションで長くお乗り頂けるよう全力でサポートさせて頂きますので、是非ご利用下さい。この度はご入庫誠にありがとうございました。

株式会社東京オートラボ
〒206-0025 東京都多摩市永山6-1-18 K・Yビル101
Tel:042-316-9610

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