BMW E64の645Ciでエンジンチェックランプが点灯するとももに、エンジンの振動および異音がするとのことでご入庫頂きました。
症状を確認したところ、回転数のハンチングおよび不規則な振動があり、失火が疑われる症状です。診断機にてチェックランプの原因を読み出したところ、6番シリンダーの失火が発生していました。
続いて、イグニッションアナライザにてイグニッションコイルの機能確認を行います。結果、6番シリンダのコイルは本来の性能を発揮していませんでした。
イグニッションコイルは１つに寿命が来ると、次々と別の気筒のコイルも故障するパターンが多いため全数交換をおすすめしてはいますが、今回はお客様のご希望により異常のある１本のみを交換します。
イグニッションコイルの交換により、チェックランプは再点灯せず、振動および異音も消えました。この度は修理のご依頼誠にありがとうございました。
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